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子宮頚部異形成

子宮頚部異形成

子宮頸癌は通常はすぐに癌が発生する頻度は極めて稀で、異形成の状態を経て一部の方が年単位の経過で癌になると言われています。
異形成は正常細胞でなく、癌細胞でもなく、細胞が変形した状態です。
その原因はHPV(ヒトパピローマウィルス)が主な原因です。
HPV感染は性行為で感染します。
性行為の経験がある方は、多くの方は一度は感染するのですが、90%は自然に消退します。
10%の方がHPVが持続感染することによって、HPVが細胞にとりこまれ、変形した細胞にと変化していきます。

婦人科診療|子宮頚部異形成
診断

子宮頸部に薬を塗り、コルポスコピーと呼ばれる拡大鏡を用いて観察し、病変の部位を何ヶ所か採取して組織検査を行います。
(細胞診で精密検査が必要と判断された患者様が対象になります。
基本的には組織検査でCIN2、CIN3(中等度異形成以上)の方が治療が必要となります。
CIN1(軽度異形成)であれば経過観察となることが多いです。

治療方法

高周波凝固

当院で行っている治療です。高度異形成の一部や中等度異形成までの病変に対しておこなっています。 局所麻酔で行うためほとんど痛みはありません。15分程度で終了する治療です。手術時、入院の必要はありませんが、術後暫くは通院する必要があります。 病変の再発の可能性は低く、その後に妊娠した場合の流産や早産の危険性は上昇しません。 手術費用は保険診療で約2~3万円です。

子宮頚部円錐切除(LEEP法含む)

子宮頚部を一部切除する方法です。高度異形成、上皮内癌に対して行われます。
切除した組織を顕微鏡検査で調べることができる利点がありますが、妊娠した場合流産や早産の危険性が上昇します。
当院では手術を行なっていませんので、ご希望の病院を紹介させていただきます。

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